シノのいろいろ

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第19回:雑記「HSPとは?」

どうも、シノです。

 

今日、朝起きたとき頭痛がひどくて、16時頃までそのまま動けませんでした…

じゃあそのまま休んでろよって思うかもしれませんが、頭痛薬飲んでだいぶ楽になったので喫茶店に来てしまいました。動けるなら動いた方がいいかなと。じゃないと寝れないし。明日病院なのでお医者さんに相談してみます。

 

さて、今回は雑記です。

タイトルにもある通り、「HSP」というものについて書いていきます。

これ、私もつい最近知ったばかりの内容なので、詳しくはグーグル先生に聞いてみてください。ただ、ちょっと色々と思うことがあったので。

今回の目次です。

 

最初に注意です。いつも以上に薄い知識で書いているので、併せて信頼できる情報をご覧になることを強く推奨します。

 

 

0.こんなことありませんか?

日常生活で、周囲の人が話している内容が気になる。それだけでなく、話している内容にビクビクしてしまう。怒ったような人がいると、まるで自分が怒られているような、そんな気がしてしまう。絶対にそんなことはないのに…

あるいは、日の光が眩しすぎて、電車の音が大きすぎて、苦手なコーヒーの匂いで、気疲れしてしまう…

 

皆さんは、こんなことありませんか?もしかしたら、いやなんでそんな些細なことで疲れるんだよって思うかもしれません。

でも、上の例は、私が実際に体験したことです(匂いだけ、コーヒーではないですが)。小学校の頃から、異様に怒られることが怖かったというのもあるかと思いますが、極端な話、ドラマで怒鳴っているシーンなんかも自分が怒鳴られているような感覚があります。実は大学からテレビをほとんど見なくなったのですが、これが一番大きな理由です。日光も、デパート等の中から外に出るとキツイって感じることがありますし、地下鉄は乗るだけでも疲れてしまい、酔ってしまう時さえあります。酔うのはもしかしたら単に乗り物が苦手なだけかもですが…

もし、これらに同意できる方がいたら、その方はこれから紹介する「HSP」かもしれません。

 

 

1.HSPとは?

HSPとは、「Highly Sensitive Person」(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、日本語に直すと『とても敏感な人』です。定義は以下の通り。Wikipedia先生より引用しています。

産まれたときから幼少期に渡り説明のつかない体験を繰り返し、HSPではなく生まれた人より五感が鋭く、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応する感受性の強い人達

――Wikipediaハイリー・センシティブ・パーソン』より引用

要するに、普通の人よりも周囲からのあらゆる刺激を受けやすい人のことです。これは病気ではなく人の気質、つまり簡単に言ってしまうと性格のようなものです。15~20%程度の人がこのHSPだそうです。

恐らく、聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。

この記事を書く前に、Twitterでアンケートを取ってみました。質問は、このHSPを知っているか。結果は以下の通りでした。

回答いただいた方、ありがとうございました!

で、結果を見ると、意味を知らない方が66%。知名度は低いですね。統計的に見るとサンプル数が圧倒的に不足してますが…まだ始めたばかりなのでお許しください(´・ω・`)

 

 

2.どんな人がHSPなの?

上では、「普通の人よりも周囲からのあらゆる刺激を受けやすい人」と書きましたが、しっかりと基準があります。

DOES」と呼ばれる以下の4属性全てが当てはまると、その方はHSPの可能性があります。逆に、1つでも当てはまらないものがあったら、HSPではありません。これもWiki先生からの引用です。

  1. Depth of processing:処理の深さ
    →気になったことを深く調べたり、物事を始める際に色々と考えたりする
  2. Overstimulated:刺激を受けやすい
    →人混みや大きい音が苦手だったり、物語で深く感動して泣いてしまったりする
  3. Emotional reactivity and high Empathy:感情的反応性・高度な共感性
    →怒っている人を見ると自分が怒られているように感じたり、物語で主人公に感情移入しすぎたりする
  4. Sensitivity to Subtle stimuli:些細な刺激に対する感受性 
    →小さい音が気になったり、日光がつらく感じたりする

詳しくは、チェック項目を提供しているサイトもあるので、そちらも見てみてください。私は、全て当てはまっていました。

 

 

3.だから何?

まあそもそもなんでこんな記事を書いたのかですが…

私はこのことを「みんなそうだけど、自分が気にしすぎているだけ」だと思ってました。ただ、他の人に言うと、「は?」みたいな顔をされ、そのときに「あ、普通は違うんだ…」って自覚しました。

それで調べて出てきたのが、この「HSP」でした。診断を見てみると、見事合致。まあカウンセリング等を受けて正式に診断されたわけではないですが、どんなサイトを見ても当てはまっていたので、多分そうです。

そして、これが病気等ではなく、その人の特性ということは、別にそれが悪いことではないということです。確かに色々気にしすぎるのですが、そのおかげで普通の人では気づかないような問題に気づくこともできるのです。これを言いたくてこの記事を書いたといっても過言ではありません。もう一つは、この「HSP」の知名度を上げるため。

 

私自身の経験からですが、このHSP、結構つらいです。ふつうの人は何も感じないようなことでも気になってしまい、様々なことに『無意識に』気を張ってしまうため、精神的にかなり疲れるのです。で、無意識なので、気にしないことができない。その結果、うつ病にまで発展してしまう方もいるそう。

そして、上で出したアンケート。知らない方の方が多いということは、それだけこういった方への理解もされづらいというのが現状だと思います。

 

なので、もし自分がHSPかもという方、まずはその事実を受け入れ、気を楽に持ちましょう。上にも書いた通り、何も悪いことはありませんし、むしろいいこともあるので無理に変えようと思う必要もありません。気にしすぎると私のようにうつ病まで発展してしまう可能性もあります。私が無理なので難しいことを言っているのは百も承知なのですが、知っているか知らないかだけでも違ってくると思います。場合によっては、「HSPに関する本」を読んだり、専門のカウンセラーに相談するとかもいいかもしれません。

あ、このHSP自己啓発等の本で変えようとするのはあまりオススメしません。これも経験談なのですが、読んで「それができれば苦労しないよ…」と思ったことがほとんどです…もちろん、HSP抜きにこうなりたいって読むのは問題ないので、その場合はどんどん読んでください(笑)

 

自分は違うという方、こういう人もいるんだと理解してあげてください。間違っても、「それは気にしすぎだ、気にするな」とか言ってはいけません。本人は、気にしたくなくても気にしてしまうのです。無理にサポートする必要もないですが、理解してあげるだけでも本人は楽になると思います。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

とにかく言いたかったことは、「HSPが悪いことではない」ということです。無理に直そうとするのではなく、上手く付き合っていくためにどうすればいいか、という考え方をしてみるのがいいのではないでしょうか。

最後に、私が気になっている本を1冊紹介します。まだ読んでないのですが、これから読んでみようと思います。HSP専門カウンセラーの方が書いているそうで、信頼できるかなと。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

  • 作者:武田友紀
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この記事を読んで、HSPの方の気がほんの少しでも楽になればと思います。

 

それでは。