全ての曲は『スルメ曲』?『認知的不協和』とは?心理学素人が本気で考察してみた
さあ、タイトルからぶっ込んでいきました(笑)
昨日、喫茶店から帰ってるときに、いつも通り好きな曲を聴いていたんです。
で、ふと「この曲、最初は微妙だと思ってたんだけどな…」ってなって。
最近読んでるメンタリストDaiGoさんの本(これとかこれとかこれ)の内容がふっと出てきて。
あれ、『スルメ曲』って言うけど、全部の曲がスルメ曲なんじゃね?
とか思いついてしまったんですよ。
冗談でも何でもなく、本気で考察していきます。
あ、私は音楽も心理学も素人です。
特に心理学は、最近本を軽く読んでる程度です。大学で研究とかも一切していません。
なので、変なこと言ってたらコメントで突っ込んでください。
お願いします何でもはしないけど。
1.そもそも『スルメ曲』って?
スルメ曲の定義は以下の通りだそうです。
聞けば聞くほどに味の出る楽曲
まあそのままですが、繰り返し聞くことで、だんだんと好きになっていく曲ですね。
皆さんも、「この曲がそうだなぁ」とか感じる曲があるのではないでしょうか?
2.「認知的不協和」とは
心理学の用語で、『認知的不協和』(にんちてきふきょうわ)ってご存じでしょうか?
調べると、以下のような定義が出てきました。
人が自分の中で矛盾する「新しい事実」を突きつけられた時に感じる不快感
この定義そのままだと難しいですね、例を出しましょう。
例えば、あなたが歩いているとき、ポケットから財布が落ちたとしましょう。
そのとき、すれ違った人に「落としましたよ」と声を掛けられました。
あなたは「ありがたい、何かお礼をしたい」と感じるはずです。
このとき、心の中でどういうことが起こっているかというと…
- 相手にやさしくされた(事実1)
- でも、自分は相手に何もしてない(事実2)
- そこに差(矛盾)が発生し、モヤモヤする(不快感)
簡単に言ってしまうとこんな感じです。
しかも、無意識にこう考えてしまうので、自分の意識としては最後の「モヤモヤする」部分しかわからないのです。
更に、これを解消しようとする心理の働きもあります。
それが、『認知的不協和の解消』です。
人は認知的不協和を覚えた場合、これを解消するために、自身の中にある矛盾を正当化するほどの新たな認知が必要になります
これによって、上の例の続きは下のどちらかのパターンに分かれるでしょう。
- 余計なお世話だ、と思う
→特に何もしてもらわなかったことになり、事実1がなくなるのでモヤモヤが解消! - 実際にお礼をする(「ありがとう」と言う、ジュースをおごる等)
→自分もしてあげたため、事実2がなくなるのでモヤモヤが解消!
…余計なお世話とか思うのはかなり極端な例ですが、このように自分の考えを変えることで、この認知的不協和を解消しようともしています。
もちろん、これも無意識に行われています。
これ、色々な物事に応用できる考え方なので、知っておくと得かもしれません。
3.全ての曲が『スルメ曲』ってどういうこと?
さて、本題です。
スルメ曲は、何回も聴くことで好きになっていく曲、でしたね。
ところで、あなたは好きな曲、1回しか聴かないですか?
もちろん、何回も聴きますよね。
ということは、『認知的不協和』の考えでいくと…
- 好きな曲は何回も聴く
- つまり、何回も聴いている曲は好きなはずだ
- スルメ曲は何回も聴く
- あれ、でもこのスルメ曲はもともとそんなに好きじゃなかったはず…
- なんかおかしい、モヤモヤする…(2と4で差があり、『認知的不協和』発生!)
- …違う、私はこの曲が好きなんだ!(『認知的不協和の解消』発生!)
という流れが、「無意識に」行われているのです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめると、「心理学的にはどんな曲もスルメ曲になり得る」という結論に至ってしまいました。
ほんとに素人が欠片しかない知識で書いてるので、信じるかどうかはお任せします(笑)
こんなことを考えている変人のTwitterアカウントは以下になります。
暇だったらちょっと覗いていってください。
それでは。
あとがき
いや、ほんとに思いついた瞬間「これは書くしかない」とか血迷っちゃったよ、シノです。
思いついた瞬間は「なんか面白い発想キター!!!」とか思ってたのですが、今ここを書いている段階では落ち着いてしまい、なんか間違ってるんじゃないかとか考えてます。
でも、自分の知識では否定できなかったので、思いついた瞬間のことを思い出しながら書いてしまいました(笑)
言われてみれば、聴いてる間に好きになるって当たり前に感じませんか?
それを、それっぽく解説しただけです←
これからも、こんな思いついたことを書き綴っていくこともあると思います。
見てくれるとうれしいです。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。