第9回:カラオケ講座本編2「音程正解率を上げる」
どうも、シノです。
地元に戻る新幹線で書こうとしたのですが、酔ってしまい、地元についてから駅の喫茶店で書いてます…若干気持ち悪い(´・ω・`)
さて、与太話はこのくらいにして…
お待たせしました。今回はカラオケ講座です。ついに実際に歌うときのことを書いていきます。
とはいっても、この講座ではその場でぱっとやってできるようなことは書けません。どんなことでも、練習あるのみです。
そのあたりは、詳しくは前提編に書いているので、先にそちらをご参照ください。
早速今回の目次です。
0.前回の復習
今回の内容に入る前に、前回のおさらいをしましょう。前回の記事はこちらです。
こちらでは、そもそもカラオケで歌う前にやっておきたいことを書きました。まとめを抜粋すると以下の通りです。
- 地声を使う
- 声域を確認したら、その2音程度内側の範囲を使う
- 好きな、だけどそんなに難しくない曲を決める
- オクターブごとを含め、歌いやすいキーを決める
- 聞き込み、できれば歌詞も覚える
簡単に言えば、「地声で無理なく出せる範囲にキーを変更した曲を、歌う前に聞き込もう」というお話でした。
1.目標を決める
では、いきなりですが、聞き込んだ曲を、決めたキーで歌ってみましょう。どのくらい点数が取れるでしょうか。
まだ始めたばかりなので、ここでいきなり高得点は出ないと思います。でも、そこが出発地点になります。
これをもとに、まずは目標を決めましょう。
95点を超してみたい!とか、あまり点数が高くなかったからまずは90点くらい…とか、人それぞれです。いっそのこと、目指せ100点!!!でもOK。
最高得点の目標でなくても、どんな曲でも90点超せるようになりたい、みたいな平均の目標でももちろん大丈夫です。
2.自分の音程正解率を見てみる
次に、歌った結果の2ページ目を見てみましょう。一番上に、音程の正解率が表示されています。画像の赤枠のところですね。
まずは、この音程正解率を上げていくことが課題です。
課題をこなす前に、自分の現状を把握しておきましょう。ここが90%を超えてくると、かなり曲自体の点数も安定していきます。
ちなみにですが、この採点結果画面は何もしないと時間経過で消えてしまいます。その前に、DAMボタンを押すと画面が1ページ目、2ページ目が切り替えることができ、この切り替えをすると時間経過で画面が消えないようになります。じっくり見たいときは、このDAMボタンを押して消えないようにしましょう。
3.音程正解率を上げる
ここからが今回の本題になります。上で言った、音程正解率をどうやって上げていくか。
ここでは、その方法をいくつか紹介していきます。
3-1.歌っているときは、音程バーをガン見する
精密採点DX-Gだけでなく、最近のカラオケは採点を入れると音程バーが画面上部に出てくることが多いですね。
歌っているときは、この音程バーをガン見しましょう。
本編第一回で、できれば歌詞を覚えましょうと言ったのはこのためです。私も未だ95点超えを狙うときは歌詞を見る余裕がありません。
更に、精密採点DX-Gの場合で解説しますが、リアルタイムで実際に自分が歌っているキーもしっかり表示されています。
縦線が移動していますが、そこから青いキラキラが出ているのですが、それが今自分がマイクに入れている音程になります。これを、音程バーに少しでも近づけるように意識してみましょう。
黄色い線は、機械で判定された後の音程です。これは時間差で表示されるので、これを見て修正だとちょっと難しくなります。青いキラキラを見るようにしましょう。
3-2.録音して、聞いてみる
恐らく、このカラオケ講座全体の中で一番難しい箇所ではないでしょうか(笑)
録音できればなんでもいいです、自分の歌を録音し、聞いてみましょう。
自分が出しているつもりの音より、少しずれている人が多いのではないでしょうか。え?そもそも自分の声聞くのが嫌だ?それなら聞かなくても大丈夫です。上にも書いた通り、歌っているときにも音程は確認できます。それに、嫌なことは無理してやる必要もないですから。という私は正直嫌だけど聞いてます←
嫌だといいつつ勧めるのにはもちろん理由があります。
自分が声を出しているとき、通常の音と同じように空気が振動して耳に入ってくる音と、声帯から骨などを通して、直接聞こえる音が同時に聞こえている状態です。
しかし、カラオケのマイクに入るのは、もちろん空気の振動による音のみ。この違いがかなり大きいです。なので、録音して空気の振動のみの声を聞いてどのくらいずれているか確かめてみる必要があります。これは上で言った青いキラキラでも確認できるのですが、録音のメリットはカラオケ外でも確認できるということです。これをやれば、より早く音程正解率を上げれるでしょう。
ここで2つポイントなのですが、まず自分の歌を聞くときは何も考えなくていいです。ずれてるからもうちょい上とか下とかにとか聞いたときに思っても、いざ歌うとそんなこと忘れてしまいます。そして、そんなこと自分で意識して考えずとも、無意識に思ってるはずです。その無意識が、勝手に歌ってるときに修正しようとしてくれます。あと、上でも書いた通りずれているかは歌っているときにも確認できるので、意識はそちらに向けましょう。
そして二つ目のポイントは、自分の歌を聞いたら必ず元の曲を聴くことです。ずれた自分の音程で覚えてしまっては元も子もないです。せめて自分の歌を聞いた回数と同じかそれ以上は元の曲を聴くようにしてください。
3-3.(発展)自分の喉を楽器として捉える
ここは正直考え方みたいなものなので、読まなくても大丈夫です。ある程度音程正解率が上がってきたら読むでもいいかもしれません。
いきなり難しいことを書きましたが、要するに自分が出す声の高さを完全にコントロールしようということです。
楽器はチューニングさえしっかりしていれば、しっかり毎回同じ音が出ますよね。ギターなら、Cのコードを抑えて弾けば必ずCのコードの音が出ます。あ、ギターやってる方、カポのことは忘れてください←
これを、自分の喉で行います。自分の喉の調子を考え(チューニング)、狙った音をピンポイントで出す。これができれば、初めて歌う曲でもかなり高得点が狙えます。
この練習法ですが…数をこなすしかないです。ですが、色々な曲で音程を合わせようとしていると、だんだんできるようになってきます。これができれば、文句なしで次の段階に進んでいいでしょう。
4.採点における音程正解率について
そもそも、カラオケの採点項目って色々ありますよね。今回解説した「音程正解率」だけでなく、「表現力」、「ビブラート」、その他もろもろ。中には画面に表示されてない裏加点項目として、「倍音」なんてのもあるらしいです。あ、裏加点はネットで見た情報なので本当かどうかは保証できないです…
その数ある項目の中で、「音程正解率」は点数のかなりの割合を占めます。精密採点DX-Gに限らず、ほとんどすべての採点がそうなのではないでしょうか。
なので、最初に「音程正解率」を上げる練習をすることで、点数が上がりやすくなります。逆に、これが低いと他の項目でどれだけ高得点を出しても、総合得点は伸びにくいです。
そのため、一番重要な「音程正解率」は先に上げてしまおう、というのが私の考えです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は音程正解率を上げることについていろいろ書きました。
方法をまとめると、以下の通りです。
- 音程バーをガン見して、青いキラキラで自分の音程を修正する
- 録音して、聞く
かなりシンプルにまとまりましたね。一番基礎となる部分なので、確実に伸ばしていきたいところです。
次回は、安定性、ロングトーンについてです。点数の割合としてはそんなに重要ではないのですが、先に安定させた方が後々楽になるので。
次回:安定性、ロングトーンを伸ばす(2019/1/2投稿しました!!!)
あとがき
さて、本題はこのくらいにして。
もう年末、あと数時間で2020年になるというタイミングでここの部分を書いてます。
皆さんは、今年はどんな年になったでしょうか。
私は年末になっていきなりブログという新しいことを始め、来年どうやってこのブログを楽しんでいくか、今からワクワクしてます。
令和という新しい時代、これからどうなるか不安もありますが、様々なことを楽しんで、2020年を過ごしていきましょう。
それでは、よいお年を。