シノのいろいろ

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第13回:カラオケ講座本編4「表現力を上げる」

どうも、シノです。

 

私事で恐縮ですが、ここの部分を書いている時点(2020/1/3)で、このブログを始めてから一週間が経過いたしました。

まだまだ始めたばかりでこれからが本番という感じですが、これからもモチベーションが続く限り色々と投稿していきますので、よろしくお願いします!!!

あと、この機会にブログのTOPページも作成しました。他の記事へも全部リンクを貼っていますので、よかったらそちらも見てくれると嬉しいです。

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書き始めてから2日経ってるけどその間何してたのって突っ込みはなしで← 

 

 

さて、今回の内容に入っていきましょう。今回はカラオケ講座、本編第4回です。

内容は、タイトルにもある通り「表現力」です。

ここは、私が一番上げるのに苦労した場所です…が、実は上がったのが一瞬だった項目でもあります。そう、前提編で「即効性なし(1つだけ例外あり)」と書いたのですが、その例外がこの表現力、厳密に言えばその中の抑揚です。

これは、採点の仕組みを知ればだれでも上げることができる項目です。今回はそこも見ていきます。

いつものごとく、前提編を見ていない方はそちらから読んでくださいますようお願いします。

kuga314159.hatenablog.com

 

では、目次です。

 

 

0.前回の復習

いつも通り、前回の復習から入りましょう。前回は、「安定性、ロングトーンを伸ばす」でした。オマケでリズムについても解説しています。

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ここでまとめた内容は以下の通りです。

  1. 安定性・ロングトーン
    自信を持って、しっかり息継ぎして、真っすぐ伸ばす。どうしてもできなければ、ボイストレーニングも。
  2. リズム:
    曲をしっかり聞く。どうしても聞けない場合はマイク音量を0に。

ぶっちゃけ90を目指している人はここら辺は意識しなくてもいいのですが、98点とかそれ以上の高得点を狙うためには必須です。最終的に目指したい場合は、早いうちに鍛えてしまいましょう。

 

 

1.表現力の内訳

さて、一口に表現力と言っても、その中身は様々な要素で構成されています。まずは採点結果画面を見てみましょう。赤枠で囲った部分が表現力の結果です。

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ここだけで数字が5つも書かれていますね。それぞれ見ていきましょう。

一番左が、表現力の総合得点です。もちろん、右4個の評価を上げることでここの点も上がっていきます。音程正解率とともに、ここも90点くらい取れると、総合得点も90超え安定くらいまではいけるのではないでしょうか。

その右側が、「抑揚」の点数、「しゃくり」の回数、「こぶし」の回数、「フォール」の回数となります。ここで重要なのが、左二つの「抑揚」と「しゃくり」になります。「こぶし」は5回程度あれば、「フォール」は0回でも98点超えられます。「こぶし」は意識しなくても数回は判定される場合が多いので、あまり気にしなくてもいいと思います。

では、これら4項目について、更に詳しく見ていきます。

 

 

抑揚

抑揚はそのまま、曲の中で強弱をつけると得点が上がっていきます。

ですが、「AメロBメロは小さく、サビは大きく」ではダメです。いや、意識はしてもいいのですが、実は採点基準が違うので、注意が必要なんですね。

採点基準…の前に、精密採点DX-Gを入れていると、音程バーの右下に、通常時は演奏区間が表示されているのはご存じでしょうか。1~6に区分けされたうち、現在どの区間を表示してくれています。

で、この6つに分けられた演奏区間それぞれで、しっかり強弱がつけられているか、というのが、「抑揚」という項目の採点基準になります。これを知っているかどうかで、この抑揚の点数が非常に変わってきます。

では、どうやって抑揚をつけるかですが、ここ、意識さえすれば非常に簡単です。誰でもすぐできます。

6つの区間それぞれで、以下の2つをやるだけです。

・声が入るギリギリまでマイクを離して歌う

・口元ギリギリまでマイクを近づけて歌う

これをやるだけで、抑揚が一気に上がると思います。すぐやっても効果はあると思いますが、何回か同じ曲を歌って、曲の中でどこを離して、どこを近づけて歌うか決めると非常に楽ですしより抑揚の点数も安定します。ただし、注意点もあります。

経験上、マイクを離していく場合は、息継ぎのタイミングで一気に離すか、歌いながらの場合は採点バー1画面分くらいの時間をつかってゆっくり離した方がいいと思います。近づけるときは一気にでも大丈夫です。が、区別が面倒なので、私は近づけるときも離すときも、息継ぎのポイントで一気に移動させてます。

あと、これは離すときですが、もちろんマイクに声が入らないと話にならないので、離しすぎには注意です。また、熱が入って上方向とかに離してしまうと、ハウリングの原因にもなるので気を付けてください。ハウリングしたと思ったらすぐマイクをスピーカーから離すか、マイクのスイッチをOFFにしましょう。ハウリングがひどくなると、スピーカーの故障の原因にもなります。点数を狙うより、機材を大事に。機材の弁償代を払うならその分カラオケに使った方がいいですよね。かく言う私もごく稀にやってしまいますが…カラオケ屋さんごめんなさい(´・ω・`)

 

 

しゃくり

しゃくりは、正しい音程よりも低い音程から発声し、なめらかに移動させて正しい音程に合わせる技術要素です。言葉で説明しても非常にわかりづらいですね…演歌だとこれをよく使っているイメージです。イメージできない方は、しゃくりの解説動画を調べてみてください。あ、ジェロの「海雪」のサビ最後、「うみーゆーきー」の『う』と『ゆ』の最初がこれです。

正しくできると、サインカーブを一部切り取ったみたいなオレンジのマークが出てきます。これを、1曲の中でできれば30回以上、少なくても15回は出せるようにしていきましょう。この回数は、100点を出すために必要と言われている回数だそうです。

コツは、音がつながっていて、かつある程度音程が一気に上がるところで、音程を「上り坂」のようなイメージで上げていくことです。が、上の抑揚とは違い、練習が必要かと思います。根気よくいきましょう。

ちなみにですが、しゃくりが重要になってくるのは前回の安定性・ロングトーンと同様にかなりの高得点を狙う場合です。ですが、これも前回と同様、折角上げるなら先に上げてしまおうの考えです。そこまでの高得点は狙ってない、という方はここをスルーしてもいいです。

 

 

こぶし

こぶしは、一瞬だけ音程を変化させる技術要素です。これも演歌によく入っている気がします…

こちらは正しくできると、青い丸のようなマークが出てきます。ただ、これは上にも書いた通り、そこまで狙って出す必要はないです。歌い方にもよりますが、大抵普通に歌ってても数回は入ると思います。上のサンプル画像でも20回出てますが、一切意識してないです。どんなに歌っても一切入らない、という場合のみ、ちょっとどんなものか調べてみる程度でいいのではないでしょうか。

 

 

フォール

フォールは、正しい音程で伸ばした音の最後をなめらかに落とす技術要素です。名前の通り、落ちるように音程が下がっていくんですね。これはどんなジャンルの曲でよく使われているかあまりピンと来ないです…あ、私は音楽知識そこまでないです(´・ω・`)

正しくできた場合の記号は、紫の放物線みたいなマークです。これも上に書いた通りですが、一切やらなくてもそこそこの高得点は取れます。入れれる余裕があれば入れてみようくらいの気持ちで十分ですね。ただ、こちらは恐らく意識しないと入らないと思います。

 

 

まとめ

今回は、「表現力」について書いてきました。ポイントは以下の通り。

  1. 抑揚は、6つの演奏区間それぞれでマイクを近づけたり遠ざけたりする。
  2. しゃくりは、「上り坂」のようなイメージで正しい音程に合わせる。
  3. こぶし、フォールはそこまで意識しすぎない。
    一切出ない場合のみ、ちょっと調べてみる。

いかがだったでしょうか。これらの中でも抑揚は、次行ったときにすぐ使える方法だと思います。是非チャレンジしてみてください。

また、抑揚以外の3項目は、それぞれ実際のアーティストの歌い方を真似して歌ってみる、というのもアリだと思います。あ、声真似まではしなくてもいいです、あくまで歌い方です。

最後に、もう一つポイントを。慣れるまでは、大げさにやるといいです。それで安定して判定されるようになれば、自分の歌い方に戻していきましょう。

 

さて、次回はいよいよカラオケ講座ラストです。「ビブラート」を解説していきます。これ、実は私もまだ練習中の内容なので、現状を振り返りながら書いていこうかなと思います。

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次回:ビブラートを鍛える(2019/1/5投稿しました!!!)

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それでは。