第7回:雑記「なぜ勉強するのか -小学生・中学生に向けて-」
どうも、シノです。
ブログを始めてから、基本暇な時間はブログで何書こうとか、実際に書いたりとか、ほとんどブログ一色で染まってます。かなりモチベーション高いです。このまま維持して色々書いていきますので、これからもよろしくお願いします。
さて、今回も雑記です。
大人の皆さんは、小学校、中学校の勉強をやっていたとき、どう思っていましたか?面倒だとか、遊び行きたいのにとか考えつつも、高校受験あるしとりあえずやらなきゃな…と思っていた方が多いのではないでしょうか。
いるかわかりませんが、今実際に小学生、中学生の皆さんは、今している勉強はどうでしょう?つまらない、でも勉強しなきゃ親に色々言われるし…って考えている人もいると思います。
では、大人の方は当時に戻って、小学生、中学生の皆さんは今そのままで結構です、今から投げかける質問に、答えることができるでしょうか。
あなたは、なぜ勉強するのですか?
1.この質問をする理由
そもそもなんでこんな質問するのかって話です。理由があるにしろないにしろ、義務教育という枠組みがある以上勉強はしなければいけないもの、と捉えるのが普通でしょう。でも、義務教育という制度があるくらい、勉強することには必ず意味があると私は考えています。なぜやるのかわからず勉強するよりも、しっかり意味を理解して勉強した方が、勉強にも取り組みやすくなるはずです。しかし、実際にはその理由は説明されず、ただ勉強しろとだけ言われる。それでは、嫌になるなという方が無理です。学校でそのあたりも教えるべきだと思っていますが、そこまで教えてくれる先生はそんなにいないのではないでしょうか。というわけで、この質問をした理由は、勉強のモチベーションを少しでも上げるためです。
あ、最近では掛け算の順序等教え方に対する意見をいろいろ見かけますが、ここでは今の学校での教育が云々は一切触れるつもりはありません。
2.答えについていろいろ
さて、皆さんは上の質問にどうやって答えますか?あるいは、そもそもこの質問に回答することができますか?
この質問への回答を3パターンに分類してみましょう。
A.勉強すれば○○になる、という理由
例:勉強をすれば成績が上がる、将来の役に立つ、などなど
B.勉強しないと○○になる、という理由
例:勉強しないと成績が下がる、親や先生に怒られる、などなど
C.そもそも答えられない
皆さんは、どれに当てはまったでしょうか。一応これで全パターンだと思いますがもしこれ以外のパターンがあったらコメントで教えてください、追記します。露骨なコメ稼ぎとか言わないで (ノルマ達成)
私であれば、中学当時はCです、回答できませんでした。こんなこと考えたこともないです。でも、上にも書いた通り誰もこんなことは説明してくれませんし、聞いてもくれません。だから、この記事を読み始めた段階では答えられなかったとしてもショックを受ける必要はありません。むしろ、答えられる方が優秀です。
では、AとBではどちらがいいかですが、無論Aの方がいいです。他の嫌なことを避けて勉強するより、何か理由があってそのために自分から勉強する方が色々な意味でいいですよね。ここら辺は、前回の話も少し関連する部分があるかと思います。よかったらどうぞ↓
具体的な内容ですが、極論自分がそれで納得できるのであれば何でもいいです。変な話、「勉強ができるようになれば異性にモテるから」も立派な勉強する理由です。あ、実際勉強できればモテるかは知らないです。私はモテませんでした…(´;ω;`)
3.今の私が考える、小学校・中学校で勉強する理由
ここからは、今になって私が考えている、上の質問に対する答えを書いていきます。もしこれに共感してくれる現学生さんがいたら、是非マネしてください。また、これはあくまで一例です。人によって考えが違うのは当然なので、自分と違うってなっても自分の考えを変える必要もないです。
今の私の回答はこうです。
将来、自分で勉強する力をつけるために、
学校の教科という題材を使って「自分に合った勉強方法」を見つけ、
その練習をするため
なぜこんな回答かというと、大学3年の時に話は遡ります。
ある時、友人に「数学ガール」という本を勧めてもらいました。小説なのですが、登場人物たちがガッツリ数学をしている、どちらかというと数学の参考書のような立ち位置の本です。難易度は中学・高校レベルの内容から大学まで扱っており、かなり難しいです。参考までに、Amazonのリンクを。
これを読んで、私は数学を勉強したいと思うようになりました。でも、いざ始めようとしたときに、「あれ、どうやって勉強すればいいんだ…?」ってなったんです。そこから試行錯誤して、結局以下のような勉強法にたどり着きました。なお、これはあくまで私に合った勉強法であり、すべての人にとって効率がいいわけではないです。効率のいい勉強法は人それぞれなので、是非自分で色々試してみてください。
1.まず問題を解く
2.わからなかったら、それに使えそうな式などを調べる
3.解いたら答え合わせをして、解き方や考え方まで含めて合っているか確認する
4.もう一度全く同じ問題を解いて、身に付いたか確認する
今であればすんなりこの方法を使って勉強できますが、これを見つけるのにかなり時間がかかってます。下手したら1年近く。
でも、これって中学の数学でも全く同じことが言えるんですよね。むしろ教科書の問題や参考書などがそろっている分、中学生の方がやりやすい方法です。これに気づいたときに思ったのが、なんで中学時代にこれを見つけていなかったんだろうか、ということです。
上の例は完全に趣味の範囲ですが、社会に出たらそもそも常に何かを勉強している状態になります。これは私がIT系だからというのもあるかもしれませんが、少なくとも何かしら自分で勉強しなければいけないものはあると思います。そんな時に、中学時代からどうやって勉強するか、という自分なりの枠組みを持って、それを練習しておけば、すぐに効率よく勉強していけるでしょう。勉強するものの性質がある程度の知識とそれの応用であれば数学・理科、暗記であれば社会、語学であれば国語・英語などです。
こういった経緯から、私は義務教育の意味は「勉強することの基礎を身に付けること」であり、それが小学校・中学校でなぜ勉強するのか、という質問の回答になると考えています。
補足ですが、各教科にもしっかりと意味があると思ってます。国語は文章を正確に読み取る力を身に付けるため、数学は計算能力や推論力を鍛えるため、英語は海外まで自分の世界を広げやすくするためといった感じでしょうか。理科と社会は…すみません、上手く説明できないのですが、具体的な例を挙げると、理科はちょっと前に「水素水」が流行りましたよね。あれ、中学の理科の知識があれば「水素はほとんど水に溶けない」ってわかるので…これ以上は言いません。社会はニュースを見るときに役立ちます。用語とかは中学で学習するはずです。…社会は本当に苦手だったので私はほとんどわからないですが(´・ω・`)
まとめ
今回は、「なぜ勉強するのか」という質問を投げかけました。それに対して、勉強することで、何かプラスになるような、自分で納得のいく理由を持ちましょうというお話でした。
これを読んでいる小・中学生は自分でもちょっと考える時間を作ってみてください。大人の方は、自分はどうだったかなって考えてみてください。そして、自分の子どもがいれば、いない方はいつかできたときに聞いてあげてください。
それでは。