テレビとかネットのニュースって、何を考えながら見てる?
どうも、シノです。
昨日のインターネット税の記事を見ながら、自分がどういう思考回路でこのニュースを見たんだろうなーとか気になって、軽く考えてみました。
そんなことを考えた結果をまとめてみます。
目次です。
0.昨日のインターネット税?何があったの?
という方もいらっしゃるかと思うので、軽くまとめます。
詳しく見たい方は、昨日書いた記事の中で元のニュース記事へのリンクも貼っていますので、よかったらどうぞ。
簡単に言ってしまうと、「総務省がインターネット使用者全員から一律1000円徴収する、通称『インターネット税』を検討してるってニュースがあったけど、結局デマだったよ」という内容です。
元の記事へのリンクも改めて貼っておきます。
発端となった記事:
デマだと報じる記事:
1.ニュースを見てるとき、何を考えてる?
さて、上の「インターネット税」に関するそれぞれの記事を見たとき、どんなことを考えましたか?
元の記事なら「うわ、そんなことするのかよ!?」とか、デマだと報じる記事なら「ああ、デマなのか。よかった」とか思うのではないでしょうか。
もちろん、私も同じように感じていました。実際は先にデマだったという記事を見たので、「そんなこと騒がれてたのか」って感じでしたが。
さて、ここから何か考えました?
え、何も考えてない?
まあ、それが普通だと思います。私もついこの間までそうでしたし。
でも、今回は違いました。
私は、そこからなんか変な感じがするな…と違和感を覚えていたのです。
で、それが上の記事にまとめた内容なのですが、出典の有無が気になっていたんですよ。
そう、出典。
いわば、その報道の証拠です。
皆さんは、ここまで普段考えていますか?
2.出典の重要性
別に、全ての物事に証拠が必要だとか、そんなことは考えてません。
日常を書くブログで、「あなたがその日そういう行動をした証拠は?」なんて気にする人はいませんよね(笑)
でも、ニュースとなれば話は別です。
ニュースは、政治や経済など、社会的な出来事を報道するもの。
私たちの生活にも関わってくるものであり、それが事実と異なっていたら大変なことになりますよね。
だから、「これが正しい内容ですよー」という主張をするために、「こういう理由だからだよ」という証拠が重要になります。
3.出典があればいいの?
さて、出典が大事という話をしましたが、別にあればいいってものでもないと思ってます。
重要なのは、それが「正しく解釈されているか」。
例えば、以下の例を見てみましょう。
ある政治家が、
今後の日本経済をよくするためには経済を回さなければいけない。
だからといって、貧困層からお金を無理に集めて活性化させるようなことはしてはいけない。
と発言したとしましょう。
あ、あくまで例なので実際にこの発言がされたとかはないです。
で、ここから以下のように報道されたとします。
確かに、出典ははっきりしています。一応、そのワードを発言したのも確かです。
でも、意味は正反対ですよね。
上の例はとても極端にしたのでそうそう起こりえないですが、前後の部分を聞き逃したとしたら、こういう解釈もできてしまうのです。
だから、出典があるからと安心するのではなく、その出典を確認することも必要なのかな、と感じました。
当たり前ですが、こういうニュースを発信しているのも私たちと同じ人です。
もちろん何重にもチェックされているとは思いますが、それでもたまたまミスが重なって誤った報道がされてしまう可能性だってゼロとは言い切れません。
まとめ
全ての記事の出典を確認していたら、さすがに時間が足りません。
なので、ふと気になったときだけでいいですから、ちょっと調べてみましょう。
特に政治系だと、会議の資料とか公開されてたりするので、意外と簡単に見れます。
恐らく、この記事を読んでくださった方は、無意識に出典をこれから気にするはずなので、私と同じように違和感を感じるときがあるかと思います。
そんなときに、この記事のことを思い出してもらって、「出典あるかな?」と確認してみてはいかがでしょうか。
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それでは。