HSPの本2冊目を読んでみて自分を見つめ直した結果
以前にも、2回ほどHSPに関する記事を書いた。
1回目は、そもそもHSPとは何だろうかという記事。
2回目は、1冊目の本を読んだ感想。
そして、今回は以下の本を読んだ。
読みながら「自分はこういう人間なのかなぁ」と、漠然と考えたことがある。
なので、将来の自分、そして、私と同じような人のためになればと思う。
ちょっと短いが、目次を貼らせてもらった。
読みたい箇所にフォーカスを当ててもらえればと思う。
1.自分の中に潜むトラウマ
まず、今回読んだ本では、頻繁に「トラウマ」という単語が挙げられている。
その言葉を見るたびに心臓を締め付けられるような感覚があったため、私にもトラウマがあるように思う。
考えられるものは以下2つ。
- 小学校高学年~中学校卒業までいじめられていたこと
- 大学2年のとき、性的に襲われそうになったこと
…二つ目は逃げれたので、大事なものは守り抜いた。今はもう守りたくないけど。
こんな冗談を書ける時点で、二つ目はそこまで重いものでもないだろう。
主なトラウマはほぼ間違いなく一つ目だ。
いじめとはいっても、暴力などの身体的な被害はなかった。
ただ、当時から周囲の状況に敏感だったため、些細な言葉でも心に深く突き刺さっていたように思う。
そして、言われたことをいちいち全て真に受けて、自分はだめだとか、色々考えたこともあった。
当時はいじめられている、ということ自体認めたくなかった。
その発想のせいで「これはいじめではなく相手は本心を言っているだけ」と思い込んでいたことが、余計悪さをしていたのかもしれない。
今でも、ちょっと自分に対して否定的な意見等を見るだけで、体がこわばって最低でも1日中、下手したら翌日まるまるくらいまでそれしか考えられなくなる。
改めて書いた症状を見ると、だいぶ重症のように思える。
相当強く影響しているらしい。
2.自分を見つめなおす
次に、自分を改めて見つめなおしてみた。
以下に箇条書きで挙げてみよう。
- やるからには完璧でなければだめだ
- 失敗は全て自分のせい、周囲の環境なんて誤差
- 同じ失敗は二度と繰り返してはいけない
- 学習しなければ、何も変わらない
- 周囲の指摘は全て受け入れ、反省しなければいけない
- 上手くいったからといってうぬぼれるな
- 一度成功したら、次は成功するのが当たり前
- 一度できることができなくなったら死ぬほどださい
- 周囲の人がほめたりしてくれるのは、暗に他がだめだと示しているかもしれない
…どれだけスパルタなんだ。
特に最後。これは褒めてくれた相手にも失礼ではないか。
というわけで、自分でも異常だと簡単に判断できるほど、自分を徹底的に追い込む癖があるらしい。
3.思い込みをなくすために
じゃあ、どうやって直せばいいか。
これは、ありがたいことに今日読んだ本にも、前回読んだ本にも書いてあった。
できないこと、ダメなことは悪いことではない。
認めることが重要である。
今できなくたっていいじゃないか。
もう頑張ってるんだから。
ここまで頑張ってくれて、ありがとう。
もう、休んでもいいんだよ。
そんなふうに、今一度自分をいたわる必要がありそうだ。
他にも色々と書いてくださってはいたが、すぐできて効果がありそうなものを選ばせていただいた。
まとめ
こう改めて記事に書いてみて、自分が思っていた以上に追い込みやすい、そして実際に追い込んでいることがわかった。
しかも、無意識的にである。
一朝一夕で直せるもの…いや、変えれるものではないだろう。
それでも、ほんの少しずつ、変えていけばいい。
変えることに頑張りすぎなくてもいいんだ。
だって、すでに頑張ってきたんだから。
ゆっくり、自分のペースで変えていけばいいんだよ。
そんなふうに、内側の自分に語り掛けながら生きていこうと思う。
あとがき
どうも、シノだ。
なんか最近こういう真面目な話ばかりで申し訳ない。
こう気になるとどんどんめり込みすぎるのも私の悪い癖の一つだろう。
さて、今回の本だが、親が買ってきたものだ。
自分だけと思っていたが、まさかこんな近くに同じことを思っている人がいると思わなかった。
そんなわけで、「自分だけかも」と考えている方は、周囲にさりげなく聞いてみるのもいいかもしれない。
同じ境遇の人がいるだけで、心強いものだ。
それも怖いという人は、私がしたように本を読むといい。
今回の本もそうだが、前回紹介した本もおすすめだ。
改めて前回読んだ本を紹介しておこう。
あ、これらの本を読む場合は1つだけ注意してほしい。
誰の目も気にならない場所で、一人で読むことだ。泣きそうになる。
私は喫茶店で読んでしまい、必死に涙をこらえることになった。
この本の筆者の方もHSPだそうで、今は専門のカウンセラーをやっていらっしゃる。
非常に共感できる内容だったし、「自分だけじゃないんだ」と思えるだけで、だいぶ楽になる。
本屋で見かけたら、是非読んでみていただきたい。
最後に、Twitterのボタンも設置しておく。
日常とか呟いてるので、暇だったら覗いていってほしい。
それでは、こんな最後までスクロールしてくれて、ありがとう。